母の食卓、そしてイタ夫温泉初体験の巻@2010・12 日本 |
寒い、寒い、寒い~!!ボローニャ寒過ぎ!もう雪は降らないで。。。涙。
昨夜は主人の友達5人が集まり、一緒に日本の写真を見たりと賑やかな夜でした。日本に興味持ってくれている人が多くて嬉しい^^。クリスマスやお正月はどうするの~?という話題と、もう来年まで会えない人もいたりでBuon Nataleの挨拶をする時期になってきました。
日本滞在の記憶が鮮明なうちに・・
6日1時間遅れの13時過ぎに関空に到着した私達を車で迎えに来てくれたのは父。久しぶりに会う娘を通り越して、ダイレクトに主人めがけて直行!「よく来てくれました、疲れたでしょー!」と主人に抱きついていた笑。
でもこれが主人にとってはかなり嬉しかった様子^^。これが主人と父との初対面でした。
久々に会う父の様子は、なんだか少し痩せたような気がしたけれど、私達の帰国をとても楽しみにしていてくれたようで笑顔いっぱいだった。なんだか私も一安心。思いっきり日本語で話しかけてた姿はかなり笑えました^^。
到着早々、イタリアで事前に購入していたJRレールパス(これすごい便利だった!)の引き換えや換金などなど、しておかないことを取り合えず済ませ、その後実家方面に向けて出発することに。
夜は久々に母の手料理を頂き♪こたつとか懐かし~!あったかい~!
事前に何が食べたいかリクエストしていたので、お寿司にお刺身、料理上手の母の手でさばかれたタイの刺身は最高に美味しかったです!
基本的に日本食何でもイケる主人。「じゃあ巻きずしから~」と慣れないお箸でトライ。結局フォークとナイフに切り替え、お寿司、刺身、魚の煮つけなどなど、次々と食べていました。お寿司はイクラがたいそう気に入ったようで、帰る日まで「缶詰とかで売ってないのかなぁ持って帰りたい!」と本気で言ってた・・。
日本ではそんなに気にならないけれど、こっちの人って魚と肉が同時に食卓に並ぶことはないので、魚料理が並ぶ中、肉のチューリップから揚げや肉のたたきがあるのに少々驚いていた。
母は刺身を食べている主人の隣で、「肉のたたきも美味しいから食べて食べて」と強引に進めていたが笑、、、(もちろん主人は「今、、魚食べてるのでぇ・・」と笑顔でお断わり)。
そして母お得意のフルーツ盛り。子供と関わる仕事をしている母は、時々お誕生日会などでこのようなフルーツ盛りを出すと大喜びなんだとか。子供と関わっているせいか、はつらつとしていた母。
今年自宅になったカキを私達に食べさせたくて(なぜか)2個だけ残しておいたという笑。母家は少し狭いけれど、ベランダにぶどうまで育てるという本格派。カキ好き主人に2個とも食べて頂きました。
そして仕事帰りで忙しい中、自宅まで駆けつけてくれた幼馴染のSちゃん、Tちゃん!
自宅に宿泊したのもこの日だけだったこともあり、翌日以降会う時間がなかなか取れなかったので、顔見に会いに来てくれました。かれこれ小学1年からの貴重なお友達。イタリアに来てしまった今でも、こうして友達でいれることは本当にありがたいなぁと思うのです。素敵なお祝いもどうもありがとう!大切に使わせてもらうネ^^
一緒に挙式時の写真をまとめたDVDを見ながら食事をし、お互いの近況を話り合ったり、楽しい時間は本当にアッという間に過ぎていき・・
主人はこたつ初体験(最後はあついあついと少し慌ててた)&椅子なしで地べたに座ることも初めてだったこともあり、背中と腰がどうにもこうにも落ち着かなくて少々つらかった様子。
Sちゃん、Tちゃんを見送った後は、二人とも満腹からか急に睡魔に襲われすぐに爆睡してしまったのでした。。。(SちゃんTちゃんと涙の別れ、、帰ってきたばっかなのに、もうさよならの挨拶やったね。。。)
そして翌朝は残ってた前日のお寿司を朝っぱらから二人で10貫以上パクつき、母達と岡山の湯の郷温泉へ!
日本行きを決めた時、温泉好きの母が計画してくれたこの小旅行。母との旅行も久しぶりでした。
岡山と言っても兵庫県との県境にあるせいか、車で2時間ほどで到着です。
これから移動の多いハードスケジュールになることもあり、この日は温泉で1日ゆっくりと長旅の疲れを取り、何もせずにのんびり過ごす。。
結果的にこれがすごく良かった。本当にゆっくり出来て、美味しいものを沢山食べれて、しかも久々の温泉にもつかれて、本当に至福の時でした!お母さん、ありがとう!
このお宿は日本庭園がとても素敵な宿。お部屋も4人用の広めのお部屋を二人で使わせてもらえ、しかも庭園も見えて素敵で。。お料理も最高だったし(特に朝食も!)また是非戻ってきたいところ^^
豪華な夕食は母達も一緒に浴衣で。ご馳走が次々にやってきたもんで写真を撮る暇もなく。。。
食べるのに必死だったのもありますが^^。主人がとっても気に入ったカニすき。お料理の量が多いので一品一品のポーションは少なめですが、汁も飲みきる勢いで食べまくってました。ちなみにカキが入ってた貝殻も綺麗といいお持ち帰り。
母はイタリア語はもちろんのこと、英語も話せないんだけど、なんか主人とやたら共通点が多くってビックリ。一番似ているところは草花をこよなく愛し育てているとこかと思われるが、ちょっとした細かいところ&行動が似ていることが多くて、「私も一緒~!」と母はすごく嬉しそうだった^^
しかもコミュニケーションは私のイタ語⇔日本語の通訳のみだったんだけど、なぜか盛り上がっていた笑。
とにかく、母も主人のことをとっても気に入ってくれたのが嬉しかったです。
しかし、、、浴衣姿がやたら似合っていた主人。違和感全くなしでした。本人も大喜び。最終日近くに元職場の方達から頂いた作務衣もたいそう気に入って、実はボローニャでも早速身につけています。
日本の温泉初体験だった主人。最初は裸で入ることに抵抗を感じていたようですが(こちらは水着装着)、周りの人がみな自然に裸で入っているのを見て恥ずかしくなくなったそう。最初は露天風呂には寒くて入れない~とか何とか言ってたけれど、最終日の朝は張り切って入りに行ってたし、計3回も入浴してたからかなり気に入った模様。。。
(ほんまにいい湯やったなぁ~あぁ。。。思い出しただけで体が暖かくなる)
日本の温泉は熱いお湯なので、湯わたりしないかとか色々気になってたけれど、至れり尽くせりの日本の温泉を自分なりに満喫したようで笑。湯上りのクリームも沢山使えたとかで大喜び^^私よりも長く風呂にいたという。。。
やはり畳の部屋は落ち着きますね。ふかふかお布団も最高でした。部屋にマッサージ機も付いてたし極楽極楽だったなぁ。。。
温泉1泊終えて一度実家に戻った後、名残惜しいけど母達とは一旦別れ、その後秋の色残る京都へ出発!